2018年5月21日月曜日

はじめての台湾旅行

転職前のファッション無職期間のうちに海外旅行したいと思っていたので、5月15日~17日に台湾に行ってきました。
しかも海外行くのが初めてなのにツアーには参加しないというチャレンジングなことをしてみました。
旅行の様子はハッシュタグ「#しち旅」で見られます。



【準備】
パスポート持っていなかったのでパスポートを取得するところから始めました。
パスポート取得するのって結構面倒くさいですね…

旅行のプランは平日だとツアーの数が少なく、高いものしかなかったので単独旅行にしました。
飛行機とホテルはエクスペディアで選びました。手数料など合わせて36,024円なのでかなり安いです。

荷物はリュックとショルダーバッグに収まったので身軽です。



【1日目】
フライトが昼の12時だったので、成田空港に午前10時ちょっと前に着きました。

乗る飛行機はLCCの「スクート」です。
団体客がいたためフライトチケットの受付が混んでいて30分ぐらい待ちましたが、受付自体は特に問題はありませんでした。持ち物は全部機内持ち込みです。
その後、コンビニでおにぎりと甘味を買って食べました。

手荷物検査やパスポート確認を経て搭乗口まで行きました。LCCだからか搭乗口が結構遠い…
時間通りに搭乗できました。機内にはフリーWi-Fiがないのでフィオさんのマッハ新書読んで泣いたり、GOROmanさんの本読んで感心したり、寝たりしました。
3時間半で到着するので 、水も買わずトイレにも行かなくても意外と平気でした。
ただ、高度を下げるときに機体が揺れてブザーが鳴り響いたり、着陸時も衝撃があったりしてドキドキしました。

台湾桃園国際空港に到着です。
まずはATMで5000台湾元をキャッシングしてSIMカードを買いました。(1台湾元=約3.68円)
72時間4G使い放題で300台湾元はめっちゃ安いですよね。ちなみにスマホを渡すとSIM入れて通信できる状態にしてくれます。

ホテルのある台北まで行くのですが、まずは「悠遊カード(Easy Card)」という日本で言うSuicaみたいなICカードを買いました。このカードは鉄道やコンビニで利用できます。
いくらか追加でチャージして台北MRTという鉄道で台北駅まで行きました。35分ぐらいで着きます。平日なので余裕で座れるくらい空いていました。

駅が地下にあるので地上出ましたが、まず感じたのが「臭い」ということ。さっきまで空港と地下鉄(しかも新しい)だったので匂いに関して快適だったのですが、交通量が非常に多くて排気ガスがすごいところに出たので余計にそう感じたのかもしれません。
さらに、外ではタバコはどこでも吸っていいようなのでタバコ煙の臭いもすごいです。それに耐えながら台北駅近くのホテルに行きました。

ホテルは「シティイン3(新驛旅店台北車站三館)」というところです。パスポート見せてホテルと部屋の説明受けました。
別に豪華な部屋選んだわけではないので対して広くない部屋でしたが、非常に清潔感のある部屋でした。ミネラルウォーター(台湾の水道水は飲めない)やスナックが常備されていて、クーラーも良く効くところだったので満足です。ただ、防音はそれなりでした。近隣の人がうるさいわけではなかったので特に問題はありませんでしたが。
ホテルのフリーWi-Fiは10Mbpsという低速で、YouTubeの生放送みたら頻繁に止まるレベルだったのが唯一のマイナスポイントですかね。(スマホの4Gは150Mbpsでした)

少し休憩して午後5時ぐらいにホテルを出て近くの士林夜市に行きました。士林夜市は台北の夜市の中でも最大規模らしいです。
まずは有名所を攻めようとしてフライドチキン屋に向かいました。非常に大きなフライドチキンを売ってることで有名な店です。
(↑士林を土林と書き間違えている)
失敗だったのが、それだけでお腹いっぱいになって他の料理を買う気が起きなくなりました。一人で台北行く方はよく考えてからフライドチキンを買うようにしましょう。

夕方ですが外は結構暑いです。地下に「美食区」というフードコートがあり、そこは冷房が付いているので涼しいです。ただ、臭豆腐の臭いがきついので私はメロンジュースだけ買って外に出ました。

本当は小籠包とかソーセージとか牡蠣オムレツとか食べたかったんですが、いかんせん食欲が湧かなかった帰りました。
途中のセブンイレブンで台湾らしさのあるフルーツビール、おにぎり、スナックを買いました。台湾ではフルーツビールはメジャーなようです。日本でも流行ってくれ…!
おにぎりの海苔は味付け海苔で具の鶏肉も美味しかったです。パイナップルビールはパイナップルの味がある中で麦の香りが広り、食事中でも甘味が邪魔しません。


【2日目】
9時に起きて朝食を食べに行きました。
ホテルから近い「四海豆漿大王」に行き、注文するメニューを書いたメモを渡しました。このメモは先にホテルで書いておきました。
鹹豆漿(揚げパン入り豆乳スープ)、蛋餅(小麦粉入りの卵焼きにネギが入ってる)、冷豆漿(冷たい豆乳ドリンク)はどれも美味しくあっさりとしているので朝食にぴったりでした。
昨日の夕飯がまだお腹に残っていたのでこれだけでもお腹いっぱいでした。本当は肉まんを注文するか迷ったのですが注文しなくて正解でした。

まずは電車とバスを乗って九份に向かいます。バスは1時間程度乗りましたが結構揺れるので酔いやすい人は注意です。バス停を降りたところはタバコ臭いですがそこ以外は臭くないです。

少し歩いて「賴阿婆芋圓」に行きました。ぜんざいの中にタロイモ団子が入っているスイーツで有名な店です。「冷たいの?熱いの?」と日本語で聞かれたので冷たい方を注文しました。団子はもちもちとしていて、ぜんざいは甘さ控えめで美味しかったです。

台湾のお茶が飲みたかったので少し歩いて「水心月茶坊」というカフェに行きました。
誰もいないテラス席に案内されると、とても景色の良い席でした。晴れていますが暑くなく周りもうるさくない最高のロケーションでした。
流暢な日本語を話す店員さんの説明を聞いて、アイスティーセットを頼みました。冷たい東方美人茶、桜のクッキー、ドライバナナ、烏龍茶で漬けた梅干し(凍頂茶梅)、追加の烏龍茶のチーズケーキはどれも美味しく満足度の高いカフェでした。ここはオススメです!
九份をぐるっとまわってから特にお土産も買わずにバス乗って台北に戻りました。

台北に戻ってから国立故宮博物院にバスで行きました。故宮博物院は古代中国の美術品や工芸品を所蔵しているところです。
チケットと音声ガイドを買って、展示室に入ると綺羅びやかな食器が並んでいたり古代の書物が展示されていたりします。
その中でも象牙の球の彫刻は驚きました。直径12cm程の象牙の球の中に一回り小さな象牙の球があり、そのなかに更に小さな象牙の球が…という感じで24層になっているというものです。各層は回転できるというのも驚きです。
現在の3Dプリンターでは作れなさそうですね。
あと、有名な「翠玉白菜」と「肉形石」も展示してありました。白菜はまだ宝石感がありましたが、肉はまさに肉そのもので面白かったです。
平日だったせいか中は混んでなかったので、ゆったりと見ることが出来て良かったです。

VRエンジニアの端くれとして台湾のVR施設にも行かなきゃなと思い、視察がてら行きました。
候補は3つあったのですが1つ(JoyLand 台北)は閉店していました。残り2つはヨドバシカメラやビックカメラのような家電量販店・ショッピングモールに似た建物の中にありました。
1つはHTCの直営店である「VIVE LAND」です。ここは色々なゲームが体験できますが、ただ遊ぶだけではなく振動する椅子やハリボテなどで雰囲気作りがとても良かったです。
店員さんにオススメがプロジェクトカーズ2だったのでそれをプレイしました。そこの店員さんは日本語は話せず全部英語でしたが、ガバガバ英語でも何とかなりました。
値段が1プレイ250台湾元と若干高いです。まとめて遊ぶと安くなるようです。
Vive(Proではない)を被ってレースをしますが、椅子とハンドルの振動とハンドルの重さがあるため没入感は高かったです。レースゲームはあまり経験がなかったので結果はビリでしたが。

もう1つが「VR CLUB」です。小さいスペースにジェットコースターの座席のような二人掛けの揺れる椅子が2つ置いてあるだけでした。ヘッドマウントディスプレイの種類もポジショントラッキングがあるかも不明ですが、Steam VRで動作していました。コンテンツは何種類もあり、私は遊園地にありそうな二重振り子のアトラクションを選びました。確か200台湾元です。どんな酔い対策をしているのか気になっていましたが、対策は何もしていませんでした。激酔い確定コンテンツです。最後にロール回転を差し込んできたのですが本当にあれはやめてほしい。

気分が悪くなりましたが夕飯がまだなので食べに行きました。
目指したのは「鼎泰豊」という小籠包で有名なお店です。日本にも何店舗も出店しています。支店がデパートの地下にあるのですが、平日の夜でも30分待ちでした。
注文したのは小籠包、チャーハン、紹興酒漬けの鶏肉、デザートです。小籠包は肉汁がたっぷりでとても美味しかったです。鶏肉もチャーハンも美味しかったのですが予想以上に量が多くて全部は食べきれませんでした。そこで、余った料理は包んでもらって持ち帰りました。台湾には余った料理は持ち帰る文化があるようなので、テーブルに出された後でも「テイクアウト」と言えば包んでくれます。ありがたい…!
満腹状態でホテルに帰った後、ビールを飲みながら残りを食べました。


【3日目】
最終日です。
中華料理は飽きてきたので、朝食は台湾で数店舗展開しているパン屋である「一之軒」に行きました。
店の仕組みは日本のパン屋と変わりません。トレーとトングをまず手に取って、それで陳列されているパンを取って会計します。そこでは台湾のローカルパンとしてメジャーなネギが乗ってるネギパンとデニッシュメロンパンを買いました。それを近くの公園のベンチで食べましたが、ネギパンはネギの甘さとバターの風味が絶妙で、メロンパンはさっくりとした触感で美味しく日本でも売れる感じの味でした。

その後にお土産のパイナップルケーキを買うために「郭元益」という店に行きました。帰国後に食べましたがとても美味しかったのでオススメです。

やることは一通り済んだので、台湾桃園国際空港に台北MRTで戻りました。
そのときの残金が67台湾元しかなかったので追加のお土産は買えませんでした。100台湾元あれば何か買えたのでもう少し残しておいても良かったですね。
帰りもLCCのスクートに乗ります。手荷物検査後、時刻通りに搭乗し離陸しました。帰りの飛行機では基本的に寝ていました。着陸はスムーズでブザーや揺れはありませんでした。

入国手続き後、空港のロビーを出てまずはSIMカードの入れ替えをしました。離陸前に気付いていたのですが、台湾でSIMを入れるときはお店の人にやってもらったので自分ではSIMピンを持っていません。検索したところ日本でSIMを売ってる店ではSIMピンを貸してくれないようなので、空港のセブンイレブンで安全ピンを買い、それでSIMトレイを開けました。
無事に通信ができるようになり、成田空港を後にしました。


こんな感じの台湾2泊3日で使ったお金は以下の通りです。
飛行機+ホテル
36,024円
換金(5000台湾元)
18,424円
ATM手数料
216円
成田空港での食事
248円
安全ピン
145円
成田空港までの交通費
α円
合計
55,047+α円


【まとめ】
・平日単独旅行は安い
・近いから飛行機乗る時間少ない
・LCCでも困ったことはなかった
・台湾の空港でSIM買える
・台北は地上出ると臭い
・交通網が発達しているから色々なところに行きやすい
・日本語通じなくてもガバガバ英語でなんとかなる
・ご飯美味しいけど暑くて臭いから食欲はそんなに湧かない
・SIMピンか安全ピンを持っていったほうが良い
・臭い

今回の台湾旅行はトラブルもなく平和でした。雨に見舞われなかったのは幸運です。
初の海外旅行でしたが良い経験になりました。

まあ、1年後に台北にまた行きたいかと言われたらたぶん行かないですが…

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